今日はABS樹脂のサンプル帳をご紹介します。
ABS樹脂とは、いくつかの樹脂を合わせてつくられた、簡単にいうと
プラスチックのような素材のことで看板の切り文字を製作に活用されています。
切り文字といっても、さまざまなカット方法があり、文字のカットによって仕上がりイメージや
雰囲気もだいぶ変わってきます。
今日は、その切り文字のカット方法を紹介していきたいと思います。
まず1ページ目の切り文字サンプルがコチラ。
1番上は「セミストレートカット」とよばれるカット法。
直角に近い刃を使い、カットする方法で、一般的なスタンダードカットです。
2番目は「C面取り+セミストレートカット」
先程のセミストレートカットにC面取りがプラスされています。
C面取りとは角をななめに切り落とす一般的な面取り(角をとってあげること)になります。
3番目は「R面取り+セミストレートカット」
丸みを帯びた感じに面取りすることをいいます。サンプル帳に掲載されている
イメージ写真のようにLEDライトを組み合わせることが可能です。
LEDライトをプラスすることによって更にキレイに目立つ仕上がりになります。
続いて2ページ目。
1番上のものが「30°テーパカット」といわれるカット法。
文字の底面に向かって30度の刃を使い、カットしていきます。少しななめにカットしているので
文字の断面を見た時に台形のような形になります。
2番目は「R ダイレクトカット」
全体的にまるみを帯びたカットに仕上げることです。
3番目は「かまぼこ型カット」
文字を横にした時の断面がかまぼこのようなフォルムになっています。
文字の厚さも2mmから30mmとバリエーションが豊富です。サンプル帳の切り文字は
すべて5mmの厚さで製作されています。
たくさんの切り文字カット方法があり、店舗のロゴイメージ等と合わせて製作出来ます。
カラーバリエーションも豊富なのでオリジナル品をつくることも可能です。
これから製作をお考えの方は、是非ご参考に!