内装工事

こんにちわ!!

本日は内装工事の紹介をしたいと思います。

 

弊社では設計だけでなく施工も担当させていただいておりまして、

前回(数週間前になりますが、、、)たまゆら石切店様の施工風景を紹介しておりましたので

その続きになります。

大工さんがカベや天井を組み上げた後の、空間が出来上がった状態で

天井やカベ、床などを装飾的にいろどる仕上げ材を貼付けて行く工事を内装工事と言います。

 

仕上げ材には天井やカベなどは塗装やクロスを貼ったりするのが一般的です。

今回のたまゆら様では、天井はジプトーン、カベはクロス貼り、床はタイルをはりつけております。

 

 

こちらは大工さんの工事が終了した状態で、仕上げ材が未だ貼付けられておりません。

これから内装工事が始まります。

 

 

 

まずカベにクロスを貼る前の下地にパテをして行きます。

パテがうまく出来ていないと仕上がったカベがボコボコします。

画像内のカベ部分に白い点々や白いラインが入っているのがパテをほどこしている状態です。

下地と下地の重なり部分、大工さんがカベを取付けるのに釘やビスを止めている箇所にパテをします。

 

 

 

パテが終わりカベにクロスを貼って行きます。

クロスは素材がビニール紙でできており、

貼る前の材料は本当に紙みたいに柔らかく手でもやぶれるくらい繊細な仕上げ材です。

 

 

 

カベにクロスが貼り終わるとお次は床にタイルを貼って行きます。

仕上げにも順番があり、先ず天井を仕上げ次にカベ、最後に床という流れが一般的です。

先に天井とカベを仕上げるのは床を先に仕上げてしまうとその上に乗って

現場作業する事になるので床材に傷が入ったり、水がこぼれたりすると

痛んだりするのを防ぐためです。

床材が先に仕上がってしまうケースもございますが、

その場合は仕上げた所にベニヤ板などでカバー(養生)することで床へのダメージを軽減するのですが

それでもカバーをめくるとホコリやくずが紛れ込み床材に傷が入っていたりするので

基本は床は最後に仕上げたい所です。

 

 

 

床工事も終了すると、内装工事の終了です。

ここからは現場に進入するときは上履きを使用します。下足では現場進入禁止です。

これも床への傷や痛み防止への配慮です。

上履きという響き、大変懐かしいですよね。

あまづっぱい学生時代を思い出します。

 

 

 

内装工事が終了すると、現場も大詰めに入って行きます。

店舗ですと陳列用の什器やディスプレイなどがどんどん入ってきます。

工事終了までラストスパートです。