こんばんわ。
今晩は炭火焼き鶏en-countで実施したサインについてご紹介したいと思います。
こちらのサインが、どのような仕様になっているかを解説したいとおもいます。
まず上部にございます店名ロゴについてですが文字が浮いている様に見えると思いますが、実は浮いてます!
見ればわかることですが、こちらは文字と固定面との間に12mm程のスペーサーをかましております。
こちらがいわいるスペーサーです。
スペーサーとは筒状のものでして、文字と壁面とはボルトで繋がっているのですが、
ボルトが見えたままでは意匠として劣りますのでボルトを隠すためによく活用するものです。
このスペーサーを使用し浮かせることで文字の立体感がより表現されるのです。
お次ぎに文字の意匠ですが、一見アイアンのような素材感をかもしだしておりますが
こちらはABS樹脂にて製作されております。
表情としても一見すると本物のアイアンの用に見えるので
持ってみたりしない限りはアイアンそのものに見えるクオリティです。
製作できる表情も実に豊富でゴールドの鏡面やマット感のあるものだったり
ステンレスの素材感を表現したものなどがございます。
今回は数ある仕上げの中からホーニングブラック色を選びました。
表情としてはアイアンの素地を奇麗に磨いてクリアマットを塗布したような仕上がりです。
お店のコンセプトより「人と人の縁を大事にする。」
というところから、
ゴールドが放つ華やかなイメージやステンレスのようなスタイリッシュでシュッとしたイメージよりも
色味を落ち着かせた色でいい具合の重さを表情として現せれるようにこちらのタイプを使用しました。
また店名にある炭のイメージもリンクさせております。
お次ぎは切り文字の小口の部分ですが、テーパー加工を施しました。
一般的には垂直に切り落とすことがよくありますが
物体の強度が増します。
繊細な細い文字などを切り文字で表現したいときはこちらのテーパー加工をおすすめします。
以上が大まかな仕様です。
コスト面でも本物のアイアンを使用しレーザーカットで製作する方法よりもリーズナブルなご予算で製作できます。
お店のサインをお考えの方はぜひご参考に!
次回は店名の下にあります副題の英字部分をご紹介したいと思います。
any 田原