こんばんわ。
秋刀魚が美味しい季節がいつの間にか過ぎ、熱燗とスルメが恋しい季節になって参りましたね。
またはあったかいお鍋をつついたり、アルミ鍋いっぱいに入ったおでんを思い浮かべるのが楽しい季節ですね。
今日ご紹介したいのは先日飲食店のサインデザイン〜製作、施工までを
担当させていただきました「中華だいにんぐひめちゃん」様の内容になります。
現場の現状
池田市にあります。176号線沿いの池田市役所を少し東に向かって行った所に存在します。
知人でバーを経営されている方から
「知り合いで、お店を出す人が居てデザインから看板からチラシからいろいろお願いしたいねん。いけるかな〜」
というご紹介をいただきました。
「どうぞどうぞお願いします。」ということで教えていただいた場所に行ってきました。
こちらのオーナーさんは今日に至るまでは某ホテルのシェフとして十数年実績を積み、
今回が初出店のお店となります。
初出店ということで、
「お店の名前は決まっているんですがデザインが未だなんです。デザインしてくれませんか。」
ということで、ロゴ制作からのお手伝いをさせていただきました。
今回はその中でもサインの部分をご紹介したいと思います。
お話をいただいた当初、
「このお店に元々ついていた看板がいい感じの大きさなのでうまく活用できれば
いいなあ。この看板に入れたいイメージがあるんです」と、パッと出されたのがこの絵になります。
すごいお上手!!料理をする方も創作するという部分ではある意味クリエイターだったり職人だったりするのかな。
そういう人の手には、やはりクリエイターの魂が宿っているのでしょうか。これを出されてビックリでした☆笑
看板近距離
断片的に見せましたが、これは看板のアップ画像になります。
「温かみのある雰囲気って大事にしたいのです。アットホームというのかな。」
「手作り感のあるものを作りたいですよね。」
「お店へのイメージって、そういう部分を通りすがりの人達は見て無意識に感じていると思うんです。」
オーナーさんのお気持ちはすごく人間味のある、心温まる言葉が
この看板を作る要素となり、形成されていきました。
温かみのある雰囲気を出す為にオーナーさんの直筆でスケッチを書いていただき
その中に色を入れたり、ラインを補正したりと今回僕たちの仕事は、上がって来たデザインをプロの手で
アシストするような流れでデザインが出来上がって行きました。
この看板もオーナー様のスケッチをほぼほぼそのまま引き延ばし使用したものです。
すごいいい雰囲気を醸し出してませんか。笑
ラフプラン
さきほどのラフイメージをいただいた段階でうちがスケッチに手を加え提案した資料になります。
プランも数種類ご提案し、オーナーさんのイメージを引き出す為には必要な部分ですね。
施工模様
今回の看板は背も高い位置にあり、板面の高さも人の背程ありましたので
看板下にローリングタワーを組んでの作業となりました。
施工模様2
施工模様3
板面に使用したサインはFFシートタイプになります。
工事中の少しずつ見えたり隠れたりするサインは通る人の興味をそそります。
何ができるんだろうと、数週間前から現場の前を通っていた人たちに答えを示すかのように
看板って大事な部分ですね。
施工模様4
シートが枠に納まって行きます。
施工模様5
最初にアップしているのと見比べていただければ幸いです。
看板のデザインが入っている部分が最初はふにゃふにゃしてますが、後につれだんだん
ぴーんと張ってくるのがうかがえると思います。
大型の壁面サインなどはこのタイプが多く使われております。
看板のフレーム部分にシートを引っ張る金物が付いており、その金物で抑えて引っ張って行きます。
施工模様7
ここまでくるとシートの柔らかさがなくなり、アクリル板のようなパッと見では固いイメージになりますね。
この作業が見た目以上に難しいと職人さんはよく言いますが、傍で見ていると手慣れたもので
作業も瞬く間に完了へと近づきます。
施工模様8
全ての面が引っ張れた後、細かい部分でのヨレやしわがないかチェックも怠りません。
施工模様9
近くで見るとこの大きさです。
こちらの女の子はオーナーさんの娘さんです。ひめちゃんって言います。
とてもかわいいですね。
オーナーさんも自分が描いたものがここまで大きくなったので、とてもお喜びをいただきました。
さて今回は施工模様をご紹介しました。仕上がった模様は乞うご期待ください!
中華料理もきになるところですねっ♪
any 田原