大阪駅前第2ビルで、38年もの間 喫茶店を経営されておりますが、町にはカフェショップが多く存在し、喫茶店をそのままの状態で続けていくのは、相当厳しい時代です。時代背景もあり、更に老朽化により痛んできた店内を、レトロな雰囲気を残しつつも明るい雰囲気のカフェ風にリニューアルしたいとのご要望を頂きました。
内装は天井と壁面は白を基調とし、シンプルにまとめつつも、床面はシックな色合いの木目調に仕上げております。リニューアル前の喫茶店の雰囲気を壊さず、レトロな雰囲気を活かしつつも、配色でコントラストを強めることで今風のカフェ風に仕上げることをコンセプトとし、入口部分をなくすことで開放的な入りやすいエントランスを作り出しました。