店舗設計・デザイン / any (アニー)

お問い合せ

アニーの制作実績

炭火焼鶏 en-count 様

【業種】
飲食サービス業
【担当内容】
設計・デザイン
什器製作

Design Concept

南船場1丁目界隈はすぐそばに堺筋や長堀通り、地下鉄もはしっており非常に人が集まる要素があり、路面店も喫茶店や居酒屋、花屋さんや服屋などさまざまなお店が存在します。

またビジネスビルやマンションが入り組んだ環境になっており午前中は通勤の方が大勢通ったりすごいときは道路が歩行者でうまってしまうほどの交通量があります。
ランチタイムになるとたくさんのビジネスマンでにぎわいをみせております。日が沈むと閑散とする界隈に新しい動きをみせていきたいところです。立地条件は角地の一階で道路を隔てる境界線から2m程セットバックした所に建物が立っています。外壁が全てガラス面になっているので外からもよく中が確認できるので見え方として抜群な要素を豊富に含んだ物件です。

落ち着いた空間でフランクなスタッフがお客様に食事を提供する。炭火で焼く鶏を落ち着いた空間でお酒をたのしみながら食す。店舗内装・外装の企画はもちろん、サインやメニュー表やショップカードといった販促ツール、テーブルコーディネート、食器やグラスまで全てをトータルで捉えて企画・設計しました。内装デザインは落ち着いた空間を演出するよう心がけました。
お客様が席についた瞬間からゆっくりとした時間の中で食事とお酒を楽しめる内装づくりは主に天井や壁の色あい、照明の配光などで構成していきました。天井は部屋の面の中でも一番大きい部分です。その面全体をブラック色で仕上げました。一部店舗内奥の天井と壁が取合う入隅に間接照明をしこみ、その灯りが当たる部分はホワイトで仕上げる事で灯りのラインを作りました。ちょうどL型に曲がった間取りがライティングに動きを見せております。必要な部分に最低限の灯りをともしているのと調光式にしているので各シーンにあわせてライティングを演出できます。

壁面も奥と手前で色を使い分け、手前側を天井と同じ仕上げにし、奥側を白で仕上げました。奥側を明るく見せたいのは外を行き交う人が内部を見た視線を奥に集中させたかったのがあります。言い換えると奥の厨房に視線を向けたかったのです。炭火で鶏を焼いたり、七輪の炎が荒っぽく上がる様子をより多くの人に見てもらいたいお食事を楽しむ前に外へのアプローチが出来る様に奥を明るくしました。ライティングも店内より厨房を明るくしているのはそのためです。厨房を明るくしたのにはまだかんがえがあり、例えば真夜中の路地裏で灯りが一カ所灯っているような風景を目にしたとき、自然と灯りがともっている部分に目がいきますよね。暗い部分には視線がいきません。光がないと物は見えないからです。その原理が自然と目を明るいところに向かせているのです。その明と暗にはっきりとした光量の差をつけてあげれば明るい部分に視線は向きます。厨房が明、店内が暗と区別する背景には店内のお客様は更に落ち着ける空間になるのではないかという狙いがあります。

また店の中で一番人の動きのある部分です、厨房を見せないお店が未だ未だ主流ですが、今回は焼き場を魅せたい、炭火を炊き上げる動きを魅せたいという意向がありましたのでオープンにしている事もありこれはどんどんアピールしていく所だと感じた部分でもありました。外装についてですが、一見では焼き鶏屋だとは思えない仕上がりとしております。

それはここを知った人がまたここに来たいと思わせるためにはどうすればいいかという考え方や、現状の環境を整え単純におしゃれな形を追求した考え方などがあります。食材ひとつひとつにもこだわりがあり、料理を盛りつける器やその器が並ぶテーブル、それがお客様に提供されるまでのストーリーを考えた時に、店全体を包み込む器もそれと対のものにもしくはそれ以上のパロメータが求められるところでした。

Textile Design

  • 外装デザイン
  • 内装デザイン
  • 外装デザイン
前へ
次へ

新着情報

事業部リンク
SNS

HOME | CONCEPT | FLOW | WORKS | ABOUT US | BLOG | Q&A | CONTACT | ACCESS | PRIVACY POLICY

any / Market creative | All Right Reserved.