こんばんわ。
anyの三宅です。
今日は前回の続きになるのですが
同じく「めぐみ薬局様」が他店様と差別化するため
どのような内装にポイントをおいて設計されたのかご紹介いたします。
前回は外装とロゴデザインに焦点を当てた内容でした。
内装にもほかの薬局とは違って「地域密着」をテーマにした
設計がなされています。
まず
「待ち時間をお客様に特別な時間として提供したい」
というオーナー様の強いご要望より
大きなTVやマッサージチェアを置いて、待合で十分にくつろいで
頂くようなスペースをプランに盛り込みました。
また、もともと天井が高く、床面積が少ない割に空間的な広がりを感じる待合スペースですので
天井と壁の間部分にピンクの帯を入れることで
高いところに目線を誘導する役目を持たせています。
外観からも一番手前に大きなマッサージチェアが見えていますね。
この待合空間のお客様より大変お喜びの声をいただき
実際待合の中で患者様同士のコミュニケーションや
ちょっとした休憩スペースとして使われている方もいらっしゃいます。
立ち話をしに来るお客様、マッサージチェアに座って待っているお客様。
みんなさんこの待合でくつろいでいらっしゃいました。
薬をより多くさばいていく回転率に重点を置かれる他店様とは
コンセプトが真逆に設定されておることで、「地域密着」をテーマとして
差別化に成功した例だと思います。
「街のホットステーション」ではないですが
いろんな地域に「くつろぎ重視型薬局」として広がっていくと素晴らしいなと
感じました。
同じ業種でもコンセプトが違えば、全く別の店舗が出来上がります。
もっといろんなコンセプトの強い店舗が現れてきてもいいんではないでしょうか。
一緒に面白いお店を考えましょう。
是非お声掛けください。