こんばんわ。
anyの三宅です。
今日は木製の家具や什器などの塗装に関してご紹介いたします。
家具の仕上げはよく「メラミン化粧版」という板を張り付ける手法が使われますが、こちらは印刷した木目柄を
板状の素材にして家具に張り付ける手法。
あくまでフェイクなのです。
本物の家具はやはり塗装でないと!
塗装にも種類がありますが、おそらくみなさん想像される木製の家具には
「オイルステイン」という塗料が使われています。
こちらはオイルステインでとそうした「シナ」の板です。
順番に色目を濃くしていき、納得のいく色の配合を決めていくのです。
真ん中の二枚は二つの色を組み合わせて塗っているので、両端の単色の物よりとても深みのある印象に仕上がっています。
こういった色の配合での渋味は塗装仕上げでしか手に入りません。
お値段は多少貼りますが、私は絶対塗装仕上げをおすすめしています。
こちらが上の写真の一番薄い色にて仕上げた什器です。
木目の出具合やしぶい光り具合などは抜群です。
こちらが一般的なメラミン化粧版を使った仕上げです。
うーん やはり違います。
実際に触っていただけるともっと違いを感じていただけると思います。
家具の製作をお考えの方は、一度だまされたと思って塗装仕上げを選んでみてください。